7/16/2011

姿と名前

2011.7.16
三宅島:学校下
今日は台風のうねりの影響が最も少ない学校下でのボートダイビング。
ビーチからだとうねりでかなり厳しい状況ですが、
船なら水面が少し揺れるだけでかなり快適なダイビングができます。
水中は10Mくらいの水底でも少し身体が揺られてしまいますが、
潮に乗ってゆっくり泳いでいたので気にならずに遊ぶことができました~。
最近日に日に増えているスカシテンジクダイは今日も更に増え、
どんどん大きな群れに変わっていき潜る楽しみの1つになっています。
キンギョハナダイやキホシスズメダイも素晴らしい群れっぷり。
他にはレンテンヤッコやテングダイなど三宅島らしい魚もたくさんいました。
そしてドロップオフの中層では青と黄色で美しいタカベの群れも現われ、
右へ左へと一斉に動く様子は青い海に一層映えいつまでも眺めていたい気分です。
写真はレンテンヤッコ。
図鑑みたいに真横からしっかりと撮ると
名前の由来になっている点が連なる感じがよく分かりますよね。
学校下ではたくさん見ることが出来るので、
たまにはじっくりと魚の名前を思い出しながら見てみるのもいいですよ~。
台風は最悪なコースを辿りそうです…。
今日は珍しく島内放送であさってから
しばらく船が着かないかもしれないと流れていました。
このままの進路だと今週の中頃にかけて大荒れになりそうです。

7/15/2011

カメ~!

2011.7.15
三宅島:学校下、大久保浜
3日連続のビーチダイビング。
今日も黒潮様のおかげで透明度は20~30Mと沖縄級!
水温も26~28℃と快適このうえなしで最高です。
学校下では、ミギマキにタカノハダイ、
レンテンヤッコにハマフエフキと定番の魚から
キンギョハナダイやキホシスズメダイ、
ハナゴイやスカシテンジクダイなどの小魚の群れ系までごっちゃりしてます。
スカテンの群れは日に日に大きくなってきてるので
それを狙う捕食者も増えてきています。
アカハタやカンパチ、シマアジなどが集まってきていて見ていて楽しいですよ~。
大久保浜では、クマノミやミツボシクロスズメダイの超小さい赤ちゃんがたくさん。
そのイソギンチャクにはカザリイソギンチャクエビやイソギンチャクエビ、
イソギンチャクモエビにイセエビなども隠れていて探すのも面白いですね。
あとは、リクエストのあったアオウミガメを同時に2個体も見ることが出来たし、
ヒュプセロドーリス・クラカトアやゾウゲイロウミウシなどの
綺麗なウミウシやミカドウミウシという泳ぐウミウシまで見ることができました~。
さらにキリンミノカサゴの極小サイズのペアまで見れてお腹いっぱいです。笑
ただ、エキジットの時はややうねりも出てきていたんで明日からかなり警戒ですね…。
写真は、アオウミガメ。
太陽をバックにカメが見れちゃうなんて最高ですね~!

7/14/2011

パーフェクト!

2011.7.14
三宅島:学校下×2、大久保浜
台風の進路が気になってしょうがないですが、
まだまだハッキリとしないので出来るだけ影響が少なくなるように
みんなで祈るしかないですね…。
三宅島は連日の晴天ベタ凪のパーフェクトな状態が続いています!!
学校下は、水温が27~28℃で透明度が30M以上。
水面には全く波もなくプールみたいな穏やかな海況で潜れてます。
2本ともアオウミガメに出会ったのですが、
どちらも1Mくらいの距離でじっくりと見る事ができちゃいました~。
あとはスカシテンジクダイもドロップ沿いに増え、
それを狙うカンパチやアカハタなどの捕食魚が増えて夏を感じさせます。
さらに、シンデレラウミウシやミゾレウミウシ、
ナマコマルガザミやコケギンポなど色々見れて楽しい。
大久保浜は水面が26℃でしたが、沖に行くと24度となり
島の南西側と比べると少し水が冷たいようです。
でも、水面にはこれでもかっていうくらいのキビナゴがいて
それを狙うカンパチの子供がそばに来るたびに
体の向きを変え日射しを反射してキラキラと輝いていて本当に綺麗!
他にも穴から顔を出してキョロキョロして可愛いミナミギンポや
イソギンチャクのポンポンを持ってるキンチャクガニなどの
人気の生物たちにも会えてじっくりと観察してきました~。
写真はコケギンポ。
海が綺麗な日は魚たちも見上げたくなるのかな~。

7/13/2011

サクラコシオリエビ

2011.7.13
三宅島:学校下×2、大久保浜
今日も快晴ベタ凪でとても良いコンディションです!
が、遠く南の海上に台風が発生してしまい、怪しい進路の予報が出ていますが、
海の日がらみはなんとか避けて欲しいものです…。
今日はマンツーマンでの3ビーチでしたが、
どちらのポイントも水温が25~26℃あり透明度も20Mくらい。
学校下では、ヒレナガネジリンボウやヤノダテハゼ、
尾びれが長いタイプのハナハゼなどの人気者や
サクラコシオリエビやアサヒハナゴイyg、
シンデレラウミウシなどの綺麗な色の生物までたくさん見れました~。
しかも、アオウミガメやカンパチの群れ、
大きなハマフエフキの軍団にタカベやキンギョハナダイの群れなど
とにかくたくさんの魚がいっぱいで楽しいダイビングとなりました~。
大久保浜では、ボラやメジナの群れにカンパチの子供の群れ、
サザナミヤッコやクマノミの赤ちゃんも多くなってきてとても嬉しい。
ベニカエルアンコウやアオウミガメ、ヒュプセロドーリス・クラカトアなど
人気の生物たちにも会うことができました~。
明日も3本潜る予定なので、良い出会いがたくさんあると嬉しいな~。
写真はサクラコシオリエビ。
昔はピンクスクワットロブスターって名前しかなかったので、
ダイビング歴が長い方はこっちの呼び名の方がしっくりくるかも。笑

7/10/2011

海藻ダイブ

2011.7.10
三宅島:大久保浜・ワナカ
今日も晴天&ベタ凪で文句なしの最高のコンディションです!
大久保浜は水温が24℃と低めでしたが、透明度は20Mくらいあり、
遠くまで見渡すことが出来て海がとっても広く感じます。笑
水面にはたっくさんのキビナゴがキラキラしていてとっても綺麗ですし、
ベニカエルアンコウも2個体見れたし、
サザナミヤッコやイロブダイの極小サイズも見れ小物も充実。
綺麗な色彩で好きなヒュプセロドーリス・クラカトアもペアで見れいい感じです。
ワナカは島の南西で黒潮に近いので水温は27℃で超快適ダイビングです。
エントリー直後のアーチではユウゼンのペアやコケギンポがいて、
地形だけでなく生物でも楽しむことができます。
他にもカンパチやカマスの群れ、ミゾレウミウシや
コンペイトウウミウシなども見れまだまだウミウシも多く見れます。
沖のトンネルのようなアーチも透明度が良く、
陽射しもあり海が明るいので出口の青い世界がとっても綺麗。
あと、水底にあるたくさん海藻の上を泳いでいると、
草原の上を飛んでいるようで面白いです。
(酔いやすい方にはオススメしませんが…。)
写真はアーチを出て海藻の上を移動しているところ。